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【11月号】翼
2012/12/16

「近いうちに」の夏以来4ヶ 月、最後は、追い詰められた 野田首相の思いがけぬ解散発言で衆議院解散総選挙が始った▼師走の選挙を調べてみると過去4回もあった。第32回の第二次佐藤内閣(69年12月27日―「沖縄解散」)、第33回の第一次田中内閣(72年12月10日―「日中解散」)、第34回の三木内閣(76年12月5日、唯一の任期満了選挙でロッキード選挙)で、この3回は連続であった。そして第37回の第一次中曽根内閣(83年12月18日―「田中判決解散」)である▼それぞれ沖縄返還の年、日中国交回復の年、ロッキード事件の年、田中角栄元総理への有罪判決の年と、ある意味歴史の節目になった師走解散総選挙であった。約30年ぶりの今次師走総選挙は、追い詰められた野田首相の、しかも一票の格差を是正しないままの「破れかぶれ解散」とも言うべきか▼多党乱立した今次選挙。二大政党を喧伝し続けたメディアの無責任さは続いている。少数政党、とりわけ大企業優遇税制や富裕者優遇税制の改定を訴える野党の主張を報道することは避け、与党、あるいはかつて与党で自衛隊の国防軍化等を主張する党、さらに与党を超えてセンセーショナルな主張をする新興政党ばかりを追っかけて大衆を扇動しようとしている▼今次選挙は、「3.11」が日本を変える大きな基点になったことを実現させるか、結局民主党・自民党などの大企業優先・アメリカべったりの政権を持続させてしまうか、言い換えれば、脱原発だけではなく、政治の質が変わるかどうかという極めて大きな意味を持つ選挙である▼そういう意味で今次選挙に私たちは、消費増税反対・脱原発・反TPPを共通の政策に立つ社民党を比例中国ブロックで支援する選挙として臨む。


Olive Diary DX Ver1.0

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