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がんばってます 133
新社会党 広島県自治体議員活動

 2月13日、福山市人権交流センターで開かれた解放同盟県連の連続人権講座に招いていただきました。沖縄の歴史と基地問題について話しなさいということでしたが、もとより私は自分の家族・親戚とそれに連なる沖縄の人々の歴史を話すほか術をもちません。
 なぜ、私の父は「琉球住民」という曖昧な国籍であったのか。女子高生時代、米兵に襲われかけ負傷した従姉はなぜ、泣き寝入りしなければならなかったのか。恫喝のなか、全軍労のストを降りた叔父の気持ちはどうだったのか。識字能力の無い叔母が、少女暴行事件に抗議する8万5千人集会にたった一人でバスを乗り継ぎ参加した時、胸に抱いた怒りは。そして、祖父母・叔父叔母5人はどのように戦争で命を奪われたのか。なぜ、本土で暮らす沖縄出身者が差別されねばならないのか。
 私の、私自身に対する問いはいつも「日本と沖縄」の差別と収奪の歴史に向き合うことでした。
 言い換えれば、私自身の社会的立場の自覚的認識です。
 嘉手納、辺野古、ホワイトビーチ、グアム、サイパン、テニアン等々。日本がかつてアジアの盟主」として拡大した版図とそこに強制的に建設した軍事基地。それらは今、米軍の支配・影響下にあり、普天間の「移設先」として、又も日米によって「沖縄」を抜きに議論されているのですから、新たな「琉球処分」との厳しい指摘ですら、私は肯首する立場です。5月、沖縄問題を移設先捜しの問題に矮小化させないための運動こそが大事だと考えています。尾道・三原での集会で発言予定です。
尾道市議会議員   しろま 和行

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